ガラス額縁入り美術品の海外輸出梱包
ギャラリーさまより、大切な美術品を海外発送したいとの事でお預かりしました。
既にプチプチで養生されてましたがさらに上から粒の大きい(直径30ミリ)エアセルマットZM-200で包んで美術品を保護します。
続いて梱包箱の準備を始めます。今回お預かりした美術品はガラスが入った額縁の作品だったので梱包する際は、立てて梱包します。
平の状態で輸送すると振動などで板状のガラスは破損してしまうことが多いため、なるべく寝かせず立てて梱包するのが原則です。街中でガラス屋さんが車で運ぶ際にも立てて運んでいるのを見かけた方も多いのではないかと思います。そのため倒れ防止用の板材を底面にあらかじめ取り付けておきます。中には30ミリ厚の発泡スチロールを仕込んでおきます。
梱包箱にすっぽりと収まった様子です。
上にも発泡スチロールを載せて、キャップ(ふた)を被せたらエステルバンドで封緘します。
最後にFRAGILEや天地無用などのケアマークをステンシル表記して完成となります(^_-)-☆