強化ダンボールのいろいろな内装仕様
ただの板段ボールに見えますが、実はこれを組み込んで強化ダンボールの仕切り材に使用します。そしてこちらが外装箱でA式(みかん箱タイプ)の梱包箱となります。
棒状の精密部品を入れるんだそうです。通い箱として長く使われるようなので大事に使っていただけるとこちらも嬉しくなります(^_-)-☆
続いては、リング状の精密機器の緩衝材による内装です。
製品がぴったり収まるように現物合わせで緩衝材をホットメルトで梱包箱内部に接着していきます。
製品を収納したら、上からしっかりと固定して緩衝材を貼り付けた板で押さえます。
今回は2ケースでの依頼でした。エステルバンドで封緘して完了となります!
お次はとある画廊さまから海外展示会に絵画数点を輸出したいとの事で繰り返し使える通い箱で梱包箱を製作しました。
外装箱はオール合板密閉木箱梱包ですが、内装は底に30ミリ厚のスチロールを敷いてからその上に加工がしやすい硬めの通常ダンボール(K7AB/F)で仕切り材を用意して中に組み込みました。
蓋をし、エステルバンドをし、ケアマークをつけて完成です。
底(トレー)に振動などの衝撃に備え緩衝材を田の字に貼り、カートン梱包された貨物を載せます。ストレッチフィルムで箱がズレないように固定したら・・・
上部の四隅にスチロール製のコーナーを取り付けて、OPPテープとストレッチフィルムで固定。スリーブ(胴枠)を被せて仕上げていきます。
両端を合板材(LVL)の板で固定して、中央部分は梁を設けます。後は、キャップ(ふた)を被せてバンドすれば梱包完了(^^ゞ
これも2個口での輸出となります。
順番が逆になりますが、カートン入り精密部品の集合梱包の様子となります。
トレイ(木箱でいうところの腰下)にカートンがしっかり収まるよう緩衝材で加工してあります。
以上、いろんなタイプの内装仕様の紹介でした(^^)